2018/02/08

運動不足とEDとの関係について

ED発症の要因は様々ですが、運動不足もその要因の1つになります。

運動不足は生活習慣病の要因となり、そして生活習慣病はED発症の要因となります。

運動は生活習慣病の予防だけでなく、ストレス解消にも役立ちます。

運動不足により脂肪の蓄積>血流不良>肥満(メタボ)へと繋がり、心筋梗塞、動脈硬化、高血圧症、高脂血症、糖尿病等、

様々な病因となり、EDの要因となります。

運動の中でも有酸素運動が効果的で速足歩き(スロージョギング)はジョギングと比べて腰や膝への負担が少なく、継続が容易です。

そして、通常の歩行に比べて2倍のカロリーを消費すると言われています。

特にディスクワークの方は座っている状態が長い為、血のめぐりが悪くなり血液循環が阻害される為、更に注意が必要です。

血液を心臓に戻す下半身の筋肉が使われてないと、筋力の低下と共に全身の血流が悪くなり、男性器へ血流も悪くなります。

又、筋力が低下すると性行為も辛くなり>性行為の回数減>EDにも繋がります。

もう一つ効果のある運動としてはスローステップ運動です。

あまり高くない台(20㎝位の高さ)を上り下りする運動ですが、足腰の筋肉を鍛える筋トレの要素も含まれています。

下半身の筋肉に負荷が掛かるため、血流アップやテストステロンを増やす効果があります。

室内でも気軽に出来る運動ですので、是非実行してみて下さい。

その他の有酸素運動としてはウォーキング、スイミング、縄跳び、ラジオ体操、バランスボール、ヨガ、スロースクワット、太

股上げ運動等がありますが、継続出来る運動を選び実行して行くことが重要です。

逆にEDになりやすい運動としてはサイクリングです。

サイクリングやエアロバイクで長時間サドルに乗っていると、股の奥の部分(会陰部)が圧迫されます。

会陰部には、勃起に重要な神経や血管が通っており、長時間サドルに乗っていると、会陰部への圧迫によって海綿体に血液を送

り込む動脈に部分的な狭窄が起こり、勃起障害(ED)の要因になります。

実際に競泳選手と自転車競技選手とでは後者の方がEDを発症率が高いというデータもあるほどです。

短時間自転車に乗ることはさほど問題ではありませんが、長時間自転車に乗ることは要注意です。

既にEDを発症している方は特に長時間自転車にのる事はやめた方が良いと言えます。

健全な性行為は健全な肉体があってこそですから頑張って有酸素運動を取り入れ、充実した性活を送って下さい。