2018/03/04

偏食とEDの関係性

■食生活の影響

成人男性40代以降にもなると体力の低下と共に精力も減退してくると言われています。40代であれば深刻な状況にまで行くことはあまりありません。しかし反対に精力減退の原因ともなる生活習慣が乱れがちになっても気にしない世代とも言えます。食生活に注意をすることを徹底することは無く徐々にED進行の一因なってしまうのです。一般的に精力を付ける為に高カロリーな食品をとり元気を取り戻す、活力をつけると考えられがちですが、脂っこい食事(肉類・揚げ物)の過剰摂取は血行不良の原因となり下半身への血流が不十分となり勃起不全になりやすい状態を作り出すのです。いわゆるドロドロの血液では海綿体に流れにくくなり正常な勃起は難しくなってしまいます。

■加工食品

インスタント食品やジャンクフード・スナック菓子や冷凍食品・レトルトなどの加工食品には、亜鉛吸収を妨げるポリリン酸が含まれるため勃起に必要なミネラルや栄養素を壊してしまう傾向があるため、日々の生活で摂取量は注意しなければなりません。性欲や精子をつくると言われている亜鉛は性ホルモンが弱まってきたときに回復・正常化する効果があるため、加工品の摂取は性欲を減退・抑えてしまう可能性もあるのです。

■滋養強壮食品

亜鉛を含むレバーや貝類を中心に卵・大豆製品・野菜・果物・海藻類・乳製品など栄養のバランスを考えて摂取するとことにより血液がさらさらになり精力改善・勃起力回復となっていきます。また人参や生姜、ニンニクやネギ類などの根菜を豊富に摂ることで男性ホルモンのバランスが整えられて勃起が維持しやすい体質となっていくのです。納豆・山芋・里芋・オクラなどに粘りのある食品にはムチンという栄養成分も含まれており精力増強に役立っていくと言われています。また黒酢は毎日少しずつ摂取することによりアルギニンを増加させる効能があります。

■サプリメント

一般的な食生活で取り入れることができない栄養素・ミネラルは市販のサプリメントで摂取することが多いです。EDに有効な成分としてアミノ酸の一種であるアルギニンとシトルリンは一緒にとることにより勃起不全が改善しやすくなといわれています。特にアルギニンは「一酸化炭素」を発生する働きがあり、血管拡張から血流促進を促し勃起時の海綿体により血液が流入する率を高める効果があります。アルギニンは一般食品からも摂取できますが加工品を多く食している場合には不足がちとなります。